2004年12月25日

りかさん


りかさん
著者名:梨木香歩(著)
出版社:新潮社
出版年:2003.06
ISBN :9784101253343



もちろん「りかさん」も、人形たちのざわめきがリアルでとても良いです。が、びっくりは書き下ろしの「ミケルの庭」。ものすごい緊迫感です。久しぶりに電車の音が遠のきました。あね3さんにお薦めされなかったらこの人読まなかったかも。感謝感謝。
(★★★)
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2004年12月24日

煙か土か食い物


煙か土か食い物
著者名:舞城王太郎(著)
出版社:講談社
出版年:2004.12
ISBN :9784062749367



いやー、かぁっこいい!!噂の舞城氏初体験でしたが、やられました。ハードボイルドです。血脈です。謎((なのか?)はちょっとバカみたいだし、安易なラスト(女で安らぐなよ)に不満はありますが、ぐいぐい読ませますよー。
(★★★)
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2004年12月20日

ナンバーファイブ(吾) 7


ナンバーファイブ(吾) 7
著者名:松本大洋(著)
出版社:小学館
出版年:2004.11
ISBN :9784091882073



鬼才(なんだかなあ)、松本大洋が月刊誌にきっちり描き続けている物語も、
次巻が最終巻だそうです。
痛快な冒険活劇だった前半に比べ、
No.5が生死不明になってからは、ちょっとパワーが落ちた気がします。が、
やっぱり、画の力に引き込まれますね。
かなり綿密に計算している漫画家ですから、エンディングが今から楽しみです。
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2004年12月17日

ハリウッド・ノクターン


ハリウッド・ノクターン
著者名:ジェイムズ・エルロイ(著)
     田村義進(訳)
出版社:文藝春秋
出版年:2003.01
ISBN :9784167661182



映画と暴力の都、50年代LAで、エルロイおなじみの脇役たちが大活躍。長編の抑制された感じとは違って、文体も話もはっちゃけ気味です。どぎついアメリカン・ダーク・チェリーパイの味わい、ビターチョコも少々。
(★★)
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2004年12月15日

夜かかる虹


夜かかる虹
著者名:角田光代(著)
出版社:講談社
出版年:2004.11
ISBN :9784062749251



初めて読みました。新聞の読書欄に書いてた印象が良かったのですが、正直、暗くてびっくり。たぶん小説としてはうまいのだと思いますが、あまりにも無防備に傷つき過ぎるよ、みんな。特に姉妹の話は痛い。あまり好みじゃないです。
(★)
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2004年12月07日

余白の愛


余白の愛
著者名:小川洋子(著)
出版社:中央公論新社
出版年:2004.06
ISBN :9784122043794



「最近」読んだとは言えないのですが、この季節にぴったりの美しい小説です。耳鳴り、古い蓄音機、速記といった「音」にまつわるアイテムと、静かに降り積もる雪が作り出す、少しだけぶれた世界。バスの終点も、普段では行きつけない場所になってしまいます。ただ、私にはもひとつタイトルと内容が結びつかないです。「沈黙博物館」でもいいような。それは別の本。
(★★★)
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2004年12月04日

批評の事情


批評の事情
著者名:永江朗(著)
出版社:筑摩書房
出版年:2004.09
ISBN :9784480420091



2001年の単行本出版時にあらかた立ち読みしてましたが、敬意を表して購入。気鋭の「批評家」を要領よく紹介してくれます。「批評」の批評(二乗)と言うにはちょっと食い足りないけど、複雑化した現代に、信用できる先達がいると、心強い気持ちに。個人的にはトヨザキ社長と斉藤美奈子にはついていきたいなあ。
(★★)
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2004年12月01日

よつばと! 3


よつばと! 3
著者名:あずまきよひこ(著)
出版社:メディアワークス
出版年:2004.11
ISBN :9784840228954



えーちょっと他と路線が違うのですが、今必要以上に気に入っています。

電撃コミックスですからね。今まで縁がなかったのですが、試し読みの本屋さんで
すっかり参ってしまいました。
元気なよつばちゃんの夏休み!(3巻でもまだ夏休みです。夏休みで終わるのかなー)の
ほのぼのコミックといえばそれまでだし、周りがいい人過ぎる、とか箱庭的だとか言う人もいますが、
心から笑えて、そして気持ちのいい、素敵なマンガだと思います。
まあ30過ぎてこういうのに弱くなっちゃった、だけなんですかねえ。

初めての象や打ち上げ花火に(文字通り)目を真ん丸くするよつばちゃんに、こっちも嬉しくなります。
お隣のあさぎお姉ちゃんも最高!
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