2006年08月19日

小説の読み書き


小説の読み書き
著者名:佐藤正午(著)
出版社:岩波書店
出版年:2006.06
ISBN :9784004310242



日本の名著と呼ばれる作品をもっぱら文体から丹念に論じています。読むことと、書くことと、書き直すことは一緒で、音読は例外、黙読が原則と信じる佐藤正午節、全開です。最後に自作「取り扱い注意」を挙げているのがなんともおかしい。傑作だけど売れなかったって、しつこく思ってるみたいなんですよね。
★★★
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重力ピエロ


重力ピエロ
著者名:伊坂幸太郎(著)
出版社:新潮社
出版年:2006.06
ISBN :9784101250236



いつもながら良くできているとは思います。暖かいファミリー小説という読み方もできると思う。だけどこの人の司法に対する絶対の不信感がどうしても気になる。法学部出身なのにね。だからなのか。会話やエピソードは相変わらずスマートです。
★★
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仔羊の巣


仔羊の巣
著者名:坂木司(著)
出版社:東京創元社
出版年:2006.06
ISBN :9784488457020



ついまた買ってしまった、ひきこもりシリーズ。相変わらず痛々しいお2人ですが、理詰めの謎解きは楽しめます。引きこもりというより対人障害なんだろうな。けっこう出歩いてるし。登場人物が居座ってどんどん増えていくのがシリーズ物っぽい。
★★
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お縫い子テルミー


お縫い子テルミー
著者名:栗田有起(著)
出版社:集英社
出版年:2006.06
ISBN :9784087460506



読後感もさらっとして、くすりと笑えるとこともあって、よかったですよ。でも、よしもとばななみたい。というか、「キッチン」みたい。どっちかでいいよなと考えたらやっぱり「キッチン」ではないかと。後発の辛さが。
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