反自殺クラブ 著者名:石田衣良(著)
出版社:文藝春秋
出版年:2007.09
ISBN :9784167174125
つるっと楽しんで書いているのがよくわかって、気持ちよく読めます。
しかし、マコトくんは遠いところまで来ちゃったねえ。
昔はストリートに事件が落ちていたけど、いまや事件が果物屋まで持ち込まれますから。
そしていろいろなことを電話一本で片付ける。やり手のビジネスマンのようです。
警察からヤクザにまで顔つなぎできてるんだもんなあ。
まあそれが個人のネットワーク、というのがポイントなんでしょうか。
前も書いたけど、一般人のお友達とのつながりがなくなっていくのが寂しいですね。
反面、お母さんはどんどんパワーアップしてるけど。
あと、「反自殺クラブ」で、集団自殺の現場に乗り込んでいって自殺を食い止める活動、
というのがでてきますが、
うーん、これはねー。効果があるのかなと思ってしまいます。
執拗に繰り返すものじゃないのかなあと。人にもよるでしょうが。
気持ちはとても、とてもよくわかりますけど。
