神戸在住 10 著者名:木村紺(著)
出版社:講談社
出版年:2008.01
ISBN :9784063211825
完結。
このマンガは特に主人公には思い入れがないんだけど,周囲のキャラクタもきちんと書かれていて
そして何より神戸という街の魅力が押し出されているのがいいですね。
前半のハイライトはやはり震災,ボランティアの話。
そして後半は主人公の憧れの画家,日向さんの死。
妹に借りっぱなしの前のほうの巻を読むと,日向さんという人は
マンガの中でもかなり異色の存在です。
10年ぐらい前までの歌謡曲やドラマしか知らないし。
やけに音楽や本,映画にウンチクのある人が多い中では浮いている。
性格も(事故や病気のせいでもなく)イジワルっぽい。
それがよけいに印象的なのかな―と,全体を通して思いました。
(失礼ながら)意外にきちんとお話を作っているのかな,と。
最後の鈴木さんの告白も,伏線があったのに気づきちょっとオドロキ。
や,いいマンガでした。

