2008年06月05日


著者名:佐藤正午(著)
出版社:角川書店
出版年:2007.01
ISBN :9784048737258



祭りの続き,ということで図書館から貸し出し。
これまた大好きな「ジャンプ」以来の長編です。

いや〜しかし,今回はかなり黒い。ブラック。
今度の「僕」は作家ですが,かなりのダメ人間です。
もう一人主役級の男が出てきて,「僕」の正反対だと言われてますが
こいつはこいつでまたダメダメ。
あと,正午氏真骨頂の怖い女は秀逸です。笑っちゃうよなあ。
全体として皮肉が利きすぎてる印象ですが,読ませる力はさすがです。
私としては,愛と記憶は別物だ,というメッセージにはなるほどと思いました。
作家としてもなんだかえらいことになっている「僕」ですが,新たに得た能力は
彼にどういう影響を及ぼすんでしょうか?ま,少なくとも記憶は大混乱しているし,
人間関係はこれまで以上にたいへんでしょうなあ。
posted by 浮村眠 at 11:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書メモ
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