2006年11月15日

ハチミツとクローバー 10


ハチミツとクローバー 10
著者名:羽海野チカ(著)
出版社:集英社
出版年:2006.09
ISBN :9784088653587



ほんとうに今さらながら「ハチクロ」について少し。
最後のほうで少しエピソードがばたばたした感もありましたが、全10巻「美しいマンガ」だと思います((c)森見登美彦氏)。

物語のラストは彼らの人生のラストではない、という作者の思いが前面に出ていたのがよかったですね。
そういう意味ではこれからどうなるかはわからないわけです。
森田さんが巻き返すことだって十分ありますわね。
ま、竹本くんは…ないかな(ヒドイ)。

で、はぐちゃんは恋愛より自分の使命を選んだ、とも取れますが(修ちゃんの立場は…)
なにも好いた惚れたばかりが愛じゃないですからね。
先例として川原泉「夢だっていいじゃない」(「笑う大天使」の番外)がありますな。
少女マンガの世界とはいえ、「恋にはいろんなカタチがある」のです。

なんといっても絵が抜群にうまく、そして丹念な心理描写で読ませるマンガでした。
特に秀逸だなと思ったのは、最初の一年以外「常に誰かがいない」こと。
いないことで見える関係もあるわけで、斬新だなあと。
posted by 浮村眠 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | マンガ
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